兵庫県建設産業団体連合会が定時総会
更新日:2025/6/27
兵庫県建設産業団体連合会は6月20日、神戸市内で第11回定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、会長の三木健義氏や4人の副会長らが再任された。

冒頭の挨拶で三木会長は「発展には各社の経営安定化、安定的で継続的な公共工事の確保などが欠かせない。関係者らと意見交換を進め更なる改善を図る」とした。その上で「社会から建設産業には夢があると認められる業界になるよう、全会員で努力していく必要がある」と協力を呼び掛けた。

総会では、2024年度の事業報告と収支決算、25年度の事業計画などを全会一致で承認。25年度は国土強靭化の推進と若年層・女性の入職促進を念頭に、行政機関への提言と要望、建設産業イメージアップの取り組み、働き方改革やDX推進に向けた各種講習会の開催を決めた。

来賓には、国土交通省近畿地方整備局建政部建設業適正契約推進官の川内勝嘉氏や兵庫県技監の新井田浩氏らが招かれ挨拶した。当日は、組織づくりLABOの川野智己代表が「建設業における担い手づくり」と題し講演。連合会として団結し事業推進することを確認した。
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クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。