神戸商工会議所がデジタル活用で技能伝承セミナーを開催
更新日:2025/4/25

神戸商工会議所の次世代産業委員会は、3月14日に県内でDXセミナー「デジタルを活用した熟練者の技能伝承」を開催した。当日は、事前申込者である約50人が参加し、デジタル技術を活用した各社の取り組みを聴講した。

基調講演では、三菱総合研究所(千代田区)のビジネス&データ・アナリティクス本部主任研究員の板倉豊和氏が登壇。「AI活用を通じた、ベテランの技の伝承の可能性と現状」と題し、熟練技術者の持つ知識・ノウハウをAIに取り込む同社のAI構築の枠組みや、導入する上での注意点、AIを通じた熟練技術者が持つ技術力の伝承の現状などを発表した。

ソリューション紹介では、コベルコE&M(神戸市)の経営企画部企画室長である青山雄一郎氏が、溶接作業のトレーニングで活用を検討するシステムに関する、開発の経緯や研修の成果、今後の展望について説明した。また山本光学(東大阪市)のセフティ&レーザー・オプト事業部理事の澤野倫宣氏は、溶接技術の短期的な習得をデジタルによって支援する商品や活用事例などを紹介した。


神戸商工会議所は、会員企業のデジタル活用やDX導入を推進しており、今後も事例紹介やITツールの活用に関するセミナーを開催していく予定である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。