高知丸高らが防災教育に関する締結式を開く
更新日:2025/5/2
高知丸高(高知県高知市)は7月14日、高知銀行(同市)と第一コンサルタンツ(同市)と共同で、「防災教育に関する連携協定」に関する締結式を南国市内で開いた。

同協定は、南海トラフ地震など大規模な災害が発生した際、相互に連携し災害復旧支援が円滑に進むことを目的にしたもの。防災や災害復旧に関する知識を高め、防災に関する取り組みを強化していくため、小型重機を操縦する資格取得の推進なども実施していく方針である。
当日は、高知県商工・労働部部長の岡田忠明氏が立ち会いの下、高知丸高の髙野広茂会長、高知銀行頭取の海治勝彦氏、第一コンサルタンツ社長の右城猛氏が参加し、三者による調印を行った。

締結式後は、「こうぎん防災セミナー」を開催し、約100名の高知銀行の社員が建設重機の操作やドローンのデモ飛行、起震車などを体験。懇親会では、様々な情報・意見交換を行い、交流を図った。
高知丸高は今後も地域に根差す活動を継続し、「人を守る」取り組みを広げていく予定である。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。