桑原組が中学校でビジネスマナー講義
更新日:2025/10/24
桑原組(滋賀県高島市)は、安曇川中学校(滋賀県高島市)の依頼を受け、ビジネスマナー講義を実施した。
当日は、中学2年生・約80人を対象に、「働く上での心構え」や「社会人としてのマナー(あいさつ・返事、服装チェック、電話でのアポイント取り)」について、実演を交えながら解説。生徒の職場体験をより実りあるものにできるよう趣向を凝らした。

安曇川中学校では、キャリア教育の一環として地域の事業所と連携し、10月に「チャレンジウィーク(職場体験学習)」を開催している。今回は、その事前学習として同校が桑原組に「職場で必要とされるマナー・姿勢を伝えてほしい」を依頼し、取締役副社長の桑原勇人氏と高島鉱建(滋賀県高島市)の営業部課長・上原一晃氏が講師として登壇。生徒同士や教師とのペアワークを通して、自ら体験しながら学ぶ形式を取り入れ、「マナーは形ではなく、相手を思いやる気持ちである」ことを伝えることができた。

桑原副社長は、「働くことは、社会と関わりながら『誰かの役に立つ』という実感を得ること。生徒にとって、今回の講義がその第一歩になることを願っている。地域の子供たちと共同で未来を育める企業であり続けるよう、今後も当社は全力を尽くしていきたい」と感想を述べた。

関連記事:業界トレンド 『桑原組が現場でかき氷の提供を実施』
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

