共栄建設がウェブサイト「建設Kids」を開設
更新日:2025/6/23
共栄建設(静岡県浜松市)が、ウェブサイト「建設Kids」を開設した。
同サイトは、全国で子供向けに開催する建設業に関するイベントの日時や場所、リンク先のホームページなどを掲載し、参加を検討する閲覧者を後押しする。ウェブサイトのデザインやUI・UX、イベント調査などは、同社に転職1年目の社員が1人で担当。ウェブに関しては初心者の状態で試行錯誤を繰り返し、通常業務と並行した地道な活動で開設を実現した。

ウェブ上では、地域ごとに検索ができるよう、国内を9つに分けた「タグ」を基に記事を探すことが可能。イベントの開催予定・開催中などのみを確認するため、「カテゴリー」分けにも対応しており、短時間でイベントの詳細を把握できる。

専務取締役の松井大樹氏は、「子供に向けた建設業のイベントを、端的に確認する専門サイトがないことに着目し開発を始めた。子供は、将来の建設業を担う貴重な存在。『建設Kids』を通して建設業に興味を持ち、入職のきっかけにして頂けたら、これほど嬉しいことはない。今後も1人でも多くの方に認知して頂けるよう、改善・改良を繰り返していきたい」と意気込みを述べた。

共栄建設では、昨年からみかん園の運営という新たな試みもスタート。建設業の活性化と共に、枠に捕らわれない発想での活動を続けている。
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。