旭日建設が「自動ガラリ」を販売強化
更新日:2025/4/26
旭日建設(東京都江戸川区)が、防水ブラインド「自動ガラリ」の販売強化を開始した。
同製品は、一定の高さまで浸水すると特殊浮力で窓のスラット(羽)が閉まる自動防水装置。人力や電力の必要がなく、スラット周辺の止水ゴムにより防水効果を発揮する。開閉操作も手動でできることから、導入後のメンテナンスの作業負担を軽減。完全オーダー制のため、地下室の状況に応じたサイズの設計・施工ができ、既にガラリが設置されている場合でも、新設・リニューアル双方の対応が可能となっている。
自動ガラリは、既に多くのインフラ設備などに採用されており、今後も多発する台風や豪雨対策の一環として、公官庁施設に導入していく方針である。

担当の後藤弘行営業部長は、「昨今、全国で歯止めの利かない天変地異が多発しており、万が一の災害に備える姿勢が顕著になっている。当社の強みは、各社の要望のヒアリング設計、施工、引き渡しまでの全てをワンストップで提供できること。今後も全国の需要に応えられるよう、普及促進に力を入れていきたい」と意気込みを述べた。

同製品は、日本産業規格(JIS)による漏水等級Ws-6(0.001以下)~Ws-5(開口寸法による)相当の止水力が証明されており、国際基準の「FM承認規定」認定品となっている。
問い合わせ先は、電話03-3655-0701。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。