クラフトバンク総研

共栄建設 マイクラコンテストを開催

更新日:2025/4/26

共栄建設(浜松市中央区)と浜松市教育委員会は、「未来の水道施設をテーマにしたマインクラフトコンテスト」を開催した。同コンテストは、子供が下水道の仕組みや重要性を学びながら、創造力を養う場を目指しており、1月26日には独創性などの評価を受けた小学生7人に対し、表彰状を贈呈した。

今回は、テーマを「未来の水道」に設定。未来のマンホールを創造する「マンホールデザイン」部門と、市内に残る旧常光水源地ポンプ室を参考に「未来のポンプ場」をデザインする2部門で競争を繰り広げた。

マンホール部門の最優秀賞には、田中啓登さんの「浜松城とみかんの木」、ポンプ場部門は、水崎遼太さんの「空に浮かぶポンプ場」を選定。参加した子供からは、「初めてマンホールを作ったのですごく悩んだけど楽しかった」や「下水道がなかったら、とても不便で暮らしにも負担がかかると思いました。下水道の大切さをあらためて知りました。」との声が聞かれた。

主催した共栄建設の松井大樹専務取締役は、「公共工事は多くの人にとって知らないことだらけで、安全で快適な生活に欠かせないことを周知したかった」とし、「未来を担う子供たちが浜松市のインフラに興味を持って貰えたら嬉しい」と話した。

同コンテストは、浜松市在住の小学生(4~6年生)を対象に開催。昨年から今年1月12日まで作品を募集しており、専用サイトには約1000件のアクセスがあったという。同社では2024年度にも、マインクラフトを活用し浜松城と掛川城の間に橋を「施工」するイベントを開いており、2025年度にも同様のイベントを開催する予定だ。