九電工が「学術研究者支援」贈呈式を開催
更新日:2025/5/2
九電工(福岡市南区)は7月26日、「学術研究者支援」贈呈式を開催した。
学術研究者支援は、同社の事業発展や事業推進において、有能な人財確保・有益な技術研究に対する支援を目的に実施してきたプロジェクト。2000年度から現在まで、55人の研究者支援してきた実績がある。今年は、代表取締役社長執行役員の石橋和幸氏より、山口東京理科大学の溝口知広教授と、宮崎大学の太田靖之准教授の2名に対し、助成金100万円の目録を手渡した。

溝口教授は、「レーザー計測点群中の物体検出に基づく、既存図面情報の効果的な更新」。太田准教授は、「高効率Power-to-Gasシステムによる災害対応型エネルギーマネジメントシステムの構築」の研究に取り組んでいる
石橋社長は、「今回の助成金が、皆さまの研究や教育活動の一助となり、更なる優れた成果を収められることを期待している。また、両先生の技術が社会課題の解決に向け、一層の加速を実現していくことを切に願っている」と今後への期待を寄せた。
今後も九電工は、優秀な技術研究・研究者に対して継続的な支援活動を行っていく。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。