第40回通常総会を開催 九州シーリング工事業協同組合
更新日:2025/5/28
九州シーリング工事業協同組合は5月22日、福岡市内で第40回通常総会を開催した。総会では、官公庁・関係機関に対してのPRや標準価格の向上を図るための活動、シーリング技能士の検定試験の開催などを盛り込んだ取り決めを全会一致で承認。各種委員会や研究会などへの参加を継続することも決めた。

冒頭、橋口律雄理事長は、「様々な変遷を巡った組合も40周年を迎えられた。これは、皆さまの支えがあったからこそ辿り着けたと確信している。この数年で社会保険加入やインボイス、CCUSなど制度が年々変化しているが、賃金アップに繋がる活動を続けていくので、共に最善を尽くしていこう」と挨拶した。

当日は、来賓の国土交通省・九州地方整備局の朝崎豊建設産業調整官と福岡中小企業団体中央会の秋月武敏産業支援課課長が、40周年を迎えた組合への祝辞と今後の具体的な取り組みについての展望を述べた。

2025年度は、シーリング管理士・基幹技能士活用運動の展開やシーリンググランプリ大会および全国大会への参加、登録防水基幹技能者資格取得の推進などを実施する方針である。
総会後は40周年を記念した祝賀会を開催。組合と親交の深い関係者が全国から集結し、今後も積極的な事業を展開することを確認した。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。