「リブラン55周年感謝の集い」を開催
更新日:2025/5/2

リブラン(東京都板橋区)は6月5日、東京都内で「リブラン55周年感謝の集い」を開催した。当日は、同社の取引先様や顧客、財界人など約800人が来場し、リブランの55年間の歴史を振り返ると共に、更なる躍進に向けた挑戦を続けることを確認した。

4月に代表取締役社長に就任した渡邊裕介氏は、「創業家一族でない私が社長に就任した現実は、リブランを次世代に繋いでほしいというメッセージと受け止めている。当社は、バブル崩壊やリーマンショックなどの外的要因による危機でも、斬新なアイデアを生み出し55年を生き抜いてきた。私たちには、リブランの文化を引き継ぎ、新しいサービスを創る使命がある。これまで不動産の価値軸をずらすことによって、当社にしか供給できない異端な商品を生み出してきた。主役になるべきは社員。私はその舵を取ることで、社員の心に灯をともし、創業家から引き継いだバトンを、次の100年に繋げたい」と抱負を述べた。

また鈴木雄二会長は、「社長就任以降、多くの方々に支えられた21年間だったと実感している。この間、マーケットを見極めミュージションやエコヴィレッジ、てまひま不動産など、当社独自の商品を生み出すことができた。この『全てやり切った』という充実感を持てたことが完成形であり、会長に退くべきタイミングだと判断した。社長が変わるということは、組織のパラダイムを変えること。今後も当社の社員が常識から離れた付加価値を提供し、新たなマーケットに突き進んでいくと信じている」と挨拶した。
ゲストスピーカーには、日本BE研究所所長の行徳哲男氏、冒険家の阿部雅龍氏が登壇し、プロミュージシャンによる演奏なども行われた。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。