益田建設が木造モバイルユニット「WOODPOD」を販売開始
更新日:2025/7/28
益田建設(埼玉県八潮市)が、木造モバイルユニット「WOODPOD(ウッドポッド)」の法人向け販売を開始した。

WOODPOD は、木造住宅の技術で製造されたユニット。ユニットごとに移動できるため、事業ライフサイクルに合わせた土地活用ができ、高断熱・高耐震の木造品質により室内では快適かつ安心に過ごすことが可能。また80%以上を建築地外で製造するため、工期と初期コストを大幅に削減。最短45日での設置ができるという。

同社では、今回の法人向け販売開始に伴い、公式サイトをオープン。ユニット数と概算費用を即時試算できるウェブシミュレーターや、導入事例のイメージイラストなどを公開している。

利用シーンは、ホテル客室やグランピングコテージ、コワーキング、自治体の観光案内所、防災拠点、移住体験宿泊施設など多用途に対応する。今後は、工務店や設計事務所、ゼネコンなどの生産・販売パートナーを全国で募集し、供給体制を強化する方針である。

【概要】
・名称=WOODPOD(ウッドポッド)
・サイズ(W×D×H)=S:2.0×5.6×2.7m / M:2.3×6.5×2.7m /L:2.3×7.4×2.7m
・面積=S:9.94㎡ / M:13.70㎡ / L:15.65㎡
・参考価格=490万円(税抜)〜※運搬・設置費別
・納期=受注後最短45日
・構造=木造軸組モバイルユニット工法(特許申請中)
・用途=宿泊施設・商業施設・公共施設・仮設住宅 ほか
公式サイト:https://woodpod.jp/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。