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目黒建設業防災連合会が防災フェスタに出展 

更新日:2025/4/26

目黒建設業防災連合会(加藤公章会長)は、9月8日に開催した「めぐろ防災フェスタ」に参画した。同区内の中学校の校庭内にて、目黒消防署がはしご車の乗車体験や陸上自衛隊がカレーの炊き出しなどを出展。「楽しみながら防災を学ぶ」をコンセプトに、来場者に万が一に備えた防災方法などを提示した。

冒頭、目黒区長の青木英二氏は、元旦に発生した能登半島地震の被災者に哀悼の意を示すと共に、近年災害が頻発・激甚化している状況を受け、「今後、首都圏で災害が起こり得る可能性は70パーセントと言われている。このような現実を踏まえることで、今日の体験型の訓練を通じて防災意識を高めてほしい」と挨拶した。

目黒建設業防災連合会・防災フェスタ委員長の山本尚人氏(大信電設)は、「災害発生時、自衛隊や警察はもちろん、建設業が深く関わっている。こうした事実を広く一般の方にも周知できるよう、当会としても全力を尽くしていく」と力を込めた。

目黒建設業防災連合会が、防災フェスタに出展したのは今回が初めてのこと。加藤会長は「多くの方にブースに来て頂き嬉しく思う。今回の盛況を受け、来年以降は重機の数を増やすなど工夫することで、展示内容をブラッシュアップしていきたい」と展望を語った。