国土交通省が「第6回グリーンインフラ大賞」を発表
更新日:2026/1/11
国土交通省は、自然環境が持つ機能を社会資本整備に活用する「グリーンインフラ」の優れた取り組みを表彰する「第6回グリーンインフラ大賞」の受賞者を発表した 。

最高位である「国土交通大臣賞」には、竹中工務店の「調の森 SHI-RA-BE」(千葉県印西市)と、東京建物株式会社の「大手町タワー(大手町の森)」の2件を選定。「調の森 SHI-RA-BE」は、未利用空間を多様な生物の生息空間として整備されており、特に雨水流出を抑制する「レインスケープ」の導入により、下水道への流入水量を90%以上も削減したことなどが評価された。また「大手町タワー」では、敷地の約3分の1に相当する約3600平方㍍に「都市の森」を創出。竣工から10年以上を経て成熟期を迎えた森で、「疎密・異齢・混交」を取り入れた植栽管理を行い、都心における自然再生のモデルケースとなっている。

今回新設された「GREEN×EXPO賞」では、鶴見川源流ネットワークらによる「流域の治水・生物多様性に貢献する『鶴見川源流保水の森』」(東京都町田市)を選出。この他、「特別優秀賞」に3件、「優秀賞」に5件が選ばれる形となった。
表彰式は1月28日に東京ビッグサイトで開催される「グリーンインフラ産業展2026」で実施する方針である。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

