「みちのくインフラDX奨励賞」表彰式を開催
更新日:2026/3/8
東北みらいDX・i-Construction 連絡調整会議は3月3日、東北地方整備局内で2025年度の「みちのくインフラDX奨励賞」の表彰式を開いた。工事や業務において先進的な取り組みが評価された18団体の代表者らが集い、表彰状を受け取った。

冒頭、国土交通省東北地方整備局企画部の建設情報・施工高度化技術調整官であり、東北インフラDX推進室長の平舘淳一氏が、インフラ分野のDX推進に感謝の意を示した上で、「今回の選定では、建設業界での横展開を見据えて波及性を重視した。2026年度の各種講習会やセミナーなどで事例を紹介してほしい」と呼び掛けた。続けて、「建設産業は地域のインフラ整備、維持管理、災害復旧対応などの担い手であり、地域社会の安全・安心を確保する上で欠かせない存在だ。受賞を機に更なる活躍を期待している」と激励した。

同表彰は、インフラ分野でDXの優れた取り組みを表彰し紹介することで東北地域の建設業界のDXを推進する目的で開催している。受賞した事例は、6月に開催される建設業の展示会「EE東北’26」や整備局ホームページなどで幅広く周知される。

受賞者名と工事・業務名は以下の通り。
<工事・業務部門(東北地方整備局発注)>
▽大日本ダイヤコンサルタント―東北支社盛岡地区橋梁補強設計業務
▽エイト日本技術開発―牛伏地区トンネル詳細設計業務
▽丸か建設―鳴瀬川ダム宿尻地区工事用道路整備工事
▽オリエンタル白石―国道7号川袋小川橋上部工工事
▽石川―鶴岡国道管内区画線工事
▽あおみ建設―東北支社令和5年度小名浜港東港地区防波堤(第二沖)築造工事
<工事・業務部門(地方公共団体発注)>
▽田名部組―八戸環状線道路改良工事
▽穂積建設工業―3・3・8白銀市川環状線道路改築工事
▽梅津組―令和5年度(明許)道路施設長寿命化対策事業(交付金・国道舗装)一般国道287号舗装補修工事(畔藤工区)
▽ 寒河江成和朝日空情設計共同体―令和6年度道路空間DX事業費 山形県道路空間3次元点群データプラットフォーム導入業務委託
▽株式会社ウヌマ地域総研道路メンテナンス事業(効果促進)橋梁点検業務委託
<民間企業部門>
▽新庄砕石工業所―山崎地区下部工工事における場所打ち杭の出来形管理
▽寿建設―3Dスキャンアプリ『Scanat』を活用したメンテナンス対応の効率化
▽大林組―東北支店鉄道営業線の近接工事における3次元モデルの活用
▽西松建設北日本支社―ICT及びDX技術を活用した新しい現場管理
▽日本工営山形事業所―まちなか賑わい空間形成の取組(エリアウォーカブル基本構想検討)
▽建設技術研究所東北支社―CCTVカメラ映像を活用したAI画像認識技術によるヒヤリハット挙動抽出
▽富士通―森吉山ダム遠隔操作設備工事における3Dモデル活用
関連のHP:https://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00097/k00915/jyouhouka/Th-iconHP/icon-hyousyo.html
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。

