国土交通省が「駆け込みホットライン」を機能拡充
更新日:2025/12/26
国土交通省は、建設業法違反に関する通報窓口「駆け込みホットライン」の機能を拡充した。

改正建設業法の全面施行に伴い、新たに禁止された「労務費基準を著しく下回る見積り」などの違反行為に対し、監視体制(建設Gメン)の活動を強化するための措置である。
今回の拡充により、新たに機能が追加されたのは、建設業法違反の疑いがある取引情報を提供できる「情報収集フォームの開設」、数問の質問に答えるだけで、自身の抱える問題に適した通報・相談先(許可行政庁など)を確認できる「建設業相談窓口ナビ」、プッシュダイヤル操作による自動案内を「自動応答サービスの導入」の3つ。
改正建設業法では、中央建設業審議会が勧告した「労務費に関する基準」を著しく下回る見積りや変更依頼、受注者による原価割れ契約、工期ダンピングなどが禁止された。国交省は、拡充されたホットラインを通じてこれらの情報を広く収集し、立入検査などの端緒として活用する方針だ。また、違反事例や許可要件などを分かりやすくまとめた「建設業法令遵守ポータルサイト」も新設している。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

