日本モバイル建築協会がジャパン・レジリエンス・アワード最優秀賞を受賞
更新日:2025/5/2
日本モバイル建築協会(東京都千代田区)は、第11回「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」の最優秀賞を受賞した。

同賞は、強靭な国・人・産業づくりに取り組む企業・団体を表彰する制度。これまでの地方創生の推進や、国難級災害時の素早い支援住宅の供給など、社会的備蓄を促進するための継続的な取り組みが評価された。

日本モバイル建築協会は、モバイル建築が持つ可搬性・多様性といった特徴を活かし、日頃より木造住宅建築時の高性能化、オープン化、工業化、オフサイト化、協同化、地域化、国産材化などのDX化を進めている。

4月22日には都内で授賞式が開かれ、長坂俊成代表理事に表彰状と記念碑が贈与。今後もモバイル建築を活用した地方創生と社会的な備蓄の加速を続けていくことを誓い、国難級災害時の住宅供給にも貢献していく意志を示した。
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クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。