ナガショウの「ゾノエース」が台湾で本格展開
更新日:2026/2/14
ナガショウ(静岡県三島市)は、自社オリジナル商品・現代漆喰「ZONO A (ゾノエース)」の台湾での本格展開を始めた。今回の進出は、製品販売や施工の請負だけを目的としたものでなく、日本の伝統的な塗り技術「左官」を、現地の職人に伝授することにも意識を傾けていく。

同製品は、ケイ酸カルシウムを主成分にしたハイブリッド塗り壁材。夏は湿気を吸い込み、冬は放出するなど、本漆喰と珪藻土を上回る調湿効果を発揮する。材料の一部に副産物を使用しているため、有害な化学物質を極限まで排除できる。


永田勝史社長は、「『左官が稼げる職業でなければ、若い担い手は入職しない。職人が誇りを持てる本物の材料を、自分たちの手で作り出す』との思いで『ZONO A』を開発した。今回の台湾展開を皮切りに、将来的にはアジアの他の地域への展開も視野に入れたい」と意気込みを述べた。

同社は、SNSなどを通じて全国の職人と繋がり、日々の研鑽や活動を積極的に発信しており、今後も左官業界全体の更なる活性化・技術向上に目指していく。
紹介動画: https://x.gd/sZWfj
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。

