日本ライナーがテクノロジー・イノベーションセンターを建設
更新日:2025/4/27
路面標示・舗装工事などを手掛ける日本ライナー(東京都江東区)は18日、栃木県高根沢町で記者会見し、同町にある宝積寺・石末の研究開発型団地「ソフトリサーチパーク情報の森とちぎ」に、研究開発拠点を整備すると発表した。竣工は2025年8月を予定。1994年に県土地開発公社が分譲を始めた同団地は、日本ライナーの進出で全街区分譲完了となる。

日本ライナーは、本格的な自社の研究開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター」を整備し、研究開発のスピードアップなどを図る方針。同団地が研究開発に特化している点や、首都圏からのアクセスが良く、災害にも強いことが進出の決め手になったという。同団地の分譲完了を受け、高根沢町の加藤公博町長は「新たな産業団地を作るため、町としての動き出を活発化していきたい」と述べた。


イノベーションセンターの規模は、鉄骨造2階建て、延べ床面積・約1800平方メートル、敷地面積・約1万5000平方メートル。今年8月からの着工を予定している。
所在地は、栃木県塩谷郡高根沢町大字石末535番29。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。