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大分駅前で土木建築フェスタが開催

更新日:2025/5/2

土木建築フェスタ実行委員会は10月26日、「土木建築フェスタ」を開いた。同フェスタは、建設業の魅力を発信するために実施している。建設業を体験できるイベントには、小雨が降る天気にも関わらず約2900人の親子連れが参加した。

フェスタを取りまとめる柴田康輔委員長(大分県建設業協会青年部会長)は、「進学や就職を機に大分県を離れてしまう人が多い。今回のイベントを通して、県内での就職を考える機会として頂きたい。その選択肢の一つに建設業があれば何よりも嬉しい」と開催の意義を語った。

当日、大分県建設業協会はショベルカーを使ったおもちゃの魚釣り体験やミニショベルカーとの撮影スポット、高所作業車の搭乗体験ブースなどを設置。国道事務所は、衛星通信車や道路パトロールカーなどの災害対応車両への試乗体験、模型を使った「ななせダム」の解説を行った。大分県は、工事現場などのVR体験、防災メタバース体験などを提供した。 参加した小学生は、「長い行列だったけれども、大きなショベルカーに乗れて楽しかった」と笑顔で話した。

同フェスタは、国土交通省大分河川国道事務所大分県土木建築部、大分県建設業協会青年部の3者で共催。今回で4回目の開催となる。