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京都府など産学官で建設業の体験イベントを開催

更新日:2025/4/26

京都府建設業魅力向上プロジェクト推進プラットフォームは、8月18日に夏休み中の子どもを対象に建設業の楽しさや、やりがいをPRするイベントを、京都府内のイオンモール高の原で開いた。同プラットフォームは、京都府建設交通部や京都府建設業協会、京都府測量設計業協会、教育機関などで構成しており、担い手確保・育成を目的に年間を通した活動を実施している。

当日は、子どもたちに楽しめるよう、年齢層に配慮して3つの企画を用意。体験コーナーではシミュレーターを用い、コントローラーを操りドローンを自由自在に飛ばし、重機で掘削などを行った。京都工学院高校の生徒も協力し、木材のみを使うダ・ヴィンチの橋や紙の橋を一緒に制作するなど、身近な材料で橋の構造や耐久性を紹介した。2500分の1サイズのブロックを組み合わせてオリジナルの街を作るコーナーも用意し、参加者から声が上がる程の盛り上がりを見せた。展示コーナーでは、土木・建築の魅力を伝えるパネルなども出店し、保護者に向けた業界に関する情報発信も行った。

同イベントは、「さわって、作って、動かして 建設業体験イベント」をテーマに開催。2020年から定期的に開かれており、9月21日にはイオンモールKYOTOでも開催する予定である。