澤村が2024年度入社式を開く
更新日:2025/4/27
総合建設業を営む澤村(滋賀県高島市)は3月29日、京都市にある日本最古の劇場「南座」で入社式を開いた。今年度から入社する12人が社会人としてのはじめての一歩を、華やかな舞台の上で踏み出した。

伝統と革新をテーマにした入社式では、入社に当たっての決意発表や、VR書道アーティストの青柳美扇氏が大型スクリーン上に共創の文字を書きつづり会場を盛り上げた。新入社員の1人は、「歴史ある劇場での入社式に参加でき、一生の思い出になる。建設を通じてまちづくりに貢献していきたい」と決意を新たにした。


また入社式では、新しい社員が仕事への意欲を高められるよう、在籍する社員の表彰や永年勤続表彰も実施。新入社員からは「歴史のある場所で入社式ができて、一生忘れられない思い出になった。建設業を通じて、賑わいのある街づくりに貢献したい」などの声が上がり、社員全員で新たな門出を祝う入社式となった。
同社によると、400年の歴史がある南座での民間企業による社内イベントの開催は初めて。建設業がもつ「3K(きつい、汚い、危険)」というイメージの払拭、歌舞伎文化になぞらえた革新性の追求などを目的に同所が選ばれた。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。