島根電工がストラテジーAIにオフィスを提供
更新日:2025/6/27
島根電工(島根県松江市)は、島根大学発のベンチャー企業であるストラテジーAI社(島根県松江市)に本社オフィスの一部を賃貸で提供したことを発表した。

ストラテジーAI社は、島根大学の学生である中尾香達社長と竹林蒼太取締役が立ち上げたベンチャー企業。企業の業務効率化を促進するDX/AI研修「生成AIお助け隊」や、生成AIを用いたSaaSを開発する「AIシステム開発」などを手掛けており、AIを通じて企業のDX化を支援している。

今回のオフィス提供は、島根電工グループがストラテジーAI社に対して、AI研修を依頼したことがきっかけとなった。革新的なアイデアと情熱に感銘を受けた島根電工の野津社長は、ストラテジーAI社がレンタルオフィスを借りて事業展開する現実を知り、自社ビルの空き部屋を活用することを提案。双方の考えが合致したことにより取り組み実施に至ったという。
今後も島根電工グループは、地域経済の活性化と若手起業家を育成するための支援を進めていく方針である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 松本雄一
新卒で建通新聞社に入社し、沼津支局に7年間勤務。
在籍時は各自治体や建設関連団体、地場ゼネコンなどを担当し、多くのインタビュー取材を実施。
その後、教育ベンチャーや自動車業界のメディアで広告営業・記者を経験。
2025年にクラフトバンクに参画し、記者として全国の建設会社を取材する。