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渋谷区建設業協会が納涼会を開く 

更新日:2025/5/2

渋谷区建設業協会(松田康一会長)は2日、都内で納涼会を開いた。当日は協会員や関連団体の役員などが参加し、それぞれが親睦を深めた。

冒頭、挨拶に立った松田会長は、日頃の活動への協力に対する感謝の意を示すとともに、「今年1月に発生した能登半島地震では、復旧支援事業で当協会からも複数社が出動した。建設業協会では現在、2021年に結んだ防災協定のバージョンアップを検討している。こうして集まって日頃から顔が見える関係を保つことが、私ども協会の強み。通信訓練や説明会などを通じて、有事の際にも対応できるよう実効性を高めていこう」と力を込めて語った。

来賓として長谷部健渋谷区長が招かれ、「渋谷区では、全国各地の都市と防災協定の締結を進めている。建設業界にもそうした連携の場を作っていきたい。また区内では日々多くの工事が進められている。暑い日が続いているが、健康に留意しながら引き続き区政に協力してほしい」と激励した。

渋谷区議会議員の伊藤毅志氏は、「渋谷は世界的にも注目度の高い街。学校の改修や道路工事、大山街道整備などを通じて建設業界の皆さまには、区民の安心安全な生活を担保して頂いている。納涼会で英気を養い、厳しい夏を乗り切っていただきたい」と挨拶した。

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