シノケングループの小川建設が「暑さ対策手当」を新設
更新日:2025/8/26
シノケングループ(東京都港区)は、グループ会社である小川建設(東京都新宿区)に、「暑さ対策手当」を新設したことを発表した。

同手当は、施工管理業務に従事する従業員の健康管理と安全確保を目的に創設し、専門性の高い部門における働きやすい環境づくりを推進するための制度。今回の取り組みでは、毎年7月~9月の期間、小川建設の施工管理業務に従事する従業員に、毎月1万円を支給する。
今年6月に改正労働安全衛生規則が施行され、企業に熱中症対策の義務化が求められたことを受け、従来から取り組んでいた対策の強化を実施。従業員の健康と安全を守るために創設を決定した。
同社では、これまでも休憩環境の整備や水分・塩分補給を徹底しており、現場ではタープテント、スポットクーラー、扇風機、充電式ミストファン、ウォータークーラーや製氷機などを設置。各自が状況に合わせて応対のできる環境を整備している。
今後もシノケングループでは、顧客の豊かな暮らしを支えるという好循環を創出するため、あらゆる対策を講じていく方針である。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。