静岡鉄筋業協同組合が通常総会
更新日:2025/6/11
静岡鉄筋業協同組合は6月4日、静岡市内で第34回通常総会を開催した。当日は、会員や賛助会員、来賓などを含め約50人が出席。総会では、2024年度の事業報告や決算報告、2025年度の事業計画・収支予算が審議され、いずれも承認された。

冒頭、國井理事長は、「外的な要因で時代が混迷を極める状況に突入しているが、当組合では鉄筋工事標準見積書や建設キャリアアップシステム(CCUS)などの浸透を進めることで、引き続き現場で働く職人たちの処遇の改善を目指していく。先行きの不透明な時代だが、この難局を一致団結で乗り切ろう」と呼び掛けた。

今年度は鉄筋基礎講習や県内の各校に対しての出前講座、地域整備局との意見交換、DX促進などを進めていく方針である。

総会後は懇親会が開かれ、國井理事長は「今後もこの建設産業が安定し、成長していくために、今何が望まれているのか。全会員がしっかり熟慮し足並みを揃えていくことが重要」と挨拶。会では、組合員が現在抱えている課題や事業展望などを共有し、参加者同士が今後の躍進を誓った。
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クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。