職人育成塾ふくしま・いわき校が訓練生を募集
更新日:2025/4/21
専門工事業での人材確保などを目指す一般社団法人職人育成塾ふくしま・いわき校(田村哲朗代表理事)は、2025年度の第1回コースを受講する訓練生の募集を開始した。締め切りは5月19日。

同校は、「技能者を養成し、工作物で人々の暮らしを豊かに」というコンセプトに、担い手不足が著しい専門工事業界での人材確保と技術継承を進めるために設立。2024年度に開校し、これまでの活動が好評を博していた為、25年度も訓練生を募集する。

対象は、新卒者や未就職卒業者、離職者といった求職活動者で、受講後に建設業企業へ就職希望する人のみとなっている。定員は10人。

訓練は6月2日~7月11日の土日を除いた30日間を予定しており、同法人・いわき校を基本に実施。学べる職種は、LGS下地、サッシ、電気設備、ボード、クロス、床、機械設備、エアコン、緑化土木の9種類となっている。全種の基礎を学んだ上で、自身の適性に合わせ職種を選択肢、専門性を高め必要な資格の取得を後押しする。
受講料と資格取得費用は無料だが、別途学校までの交通費と食費が必要。就職活動もサポートする。申込方法は、インターネットもしくはハローワークなどで配布している「建設業ウェルカム」の38ページに記載。問い合わせ・申し込み先は一般社団法人建設業振興基金まで。
インターネット申し込み先:https://kensetsu-welcome.mhlw.go.jp/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。