行政書士法人スマートサイドがコーチングサービスを開始
更新日:2025/6/2

行政書士法人スマートサイド(東京都文京区)は、経営者に向けたコーチングサービスを開始した。同サービスは、依頼者が抱える悩みや課題、不安などを1対1の対面形式でヒアリングすることで解決に導き、成長・成功に促すもの。会社の売り上げや意思決定、組織運営など、経営者が外部には打ち明けられない内容を、秘密保持を確約した上で応対する。

横内賢郎代表行政書士は、「日頃からお付き合いのある建設企業の経営者から、『社員など会社に関わる人には、言えない話なのだが聞いてほしい』と頼まれるケースが増えたことが、サービス開始の契機となった。コーチングは、指示もアドバイスも行わない奥深い領域。本業である行政書士業務とも並行し、新しい分野でも建設業者の下支えができるよう全力を尽くしたい」と意気込みを語る。

相談内容は、人間関係づくりや仕事の計画、健康維持など、重要だが緊急の範囲ではない「第2領域」と呼ばれる部門が多いという。横内代表は、「私もコーチングを受けているが、第3者に自分の本音を吐露することで頭の中が整理され、実行すべき事柄が明文化された経験は多数ある。新たな試みが建設業の発展に繋がるよう、全力を尽くしていきたい」と展望を語った。
受講の内訳は、月に1回・1時間/5万円、期間は6ヶ月間にて対応。現在は、初回60分の無料コーチングをサービスで実施しており、既に複数者からの無料コーチングへの問い合わせがあるようだ。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。