マンションDXイベントを開催　スタイルポート

スタイルポート（東京都渋谷区）は11月20日、都内で「マンション業界DX推進のプロジェクトリーダー達が語る～住宅販売の現在地と未来～」と題したイベントを開催した。

会場には、100人以上の不動産関係者が来場し、スタイルポートの間所暁彦社長がモデレーターとして登壇。東急リバブルの中泉圭介氏と⽇鉄興和不動産の冨田雄也氏、野村不動産の佐藤陸氏をゲストに迎え、各社の取り組みや現在の狙い、マンション販売DXの最前線などを紹介した。

冒頭、間所暁彦社長は「マンション業界では、コロナ禍を経てパラダイムが変わったと言われているが、現状でも『DXにどのように向き合えば良いか分からない』という本音は方々で聞く。本日のイベントがそのようなギャップを少しでも埋める機会となれば嬉しい。当社は、今後も業界全体のDX気運を構築できるよう努力していく」と挨拶した。

パネルディスカッションでは、コロナ以降に変わった特色としてモデルルームの集約化やオンライン商談などが上がり、遠隔からでも新築マンションの詳細を確認できるツールとして、既にスタイルポートの「ROOV」が存在感を発揮している現状などを共有。また、AI活⽤の可能性やSNSの台頭など、今後の突破口になり得る具体策も各ゲストから提示された。

講演後は、来場者も交えた懇親会を実施。参加者同士では「デジタル化が進んでも絶対に変わらないもの」に関する情報交換なども行われ、次回の開催も期待される盛況なリアルイベントとなった。