水ingが環境安全推進大会
更新日:2025/6/27
水ing(東京都港区)が6月12日、東京都内で「2025年水ing環境安全推進大会」を開催した。同社グループ社員や協力会社社員ら約200人が一堂に会し、安全意識向上と無事故・無災害への決意を新たにした。

大会では代表が、協力会会員らに日頃の安全活動への謝意を示した上で「時間に追われるのではなく、無理をせず、安全を最優先とする文化をいかに定着させるかが私達の重要な課題」とし、「様々な背景を持つ人と信頼関係を築き、双方向のコミュニケーションを通じて安全な職場環境を実現しよう」と呼び掛けた。

当日は、外部講師による「安全・安心の話し方~伝達不全をなくしてゼロ災害~」と題した講演も行われた他、2025年は「労働災害の防止」「健康障害の防止」「安全健康配慮義務、自身の危険回避義務の完遂」を安全衛生健康管理目標に掲げ、労働災害・事故の防止、心身の健康の保持増進活動を推進する事を確認。労働災害ゼロを参加者全員で宣言し、閉会した。

同社グループでは、2024年の休業災害度数率が0.77と、ここ数年は大きな減少に至っていない。特に全建設業で30%を占める墜落・転落は全体の10%と少ない傾向にあるが、事故が発生した場合、重篤な災害になるため墜落・転落災害発生ゼロを目指している。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。