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立島工業が3年連続でホワイト企業認定 

更新日:2025/5/2

立島工業(福島県伊達市)は、日本次世代企業普及機構が運営するホワイト企業認定を、3年連続で取得することを発表した。同社は、駅や工場といった公共施設を対象に、金物取付工事業を展開する企業。残業時間の抑制によるプライベート時間の確保、技術力の適切な評価制度の設定などによるワーク・ライフバランスの実現や、働きがいなどが評価をされた。

同制度は、企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の民間認定制度。70ある設問に対し、「ビジネスモデル/生産性」、「柔軟な働き方」、「健康経営」、「労働法遵守」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「人材育成/働きがい」、「リスクマネジメント」と7つの審査項目に分けて、総合的に判断・評価するものであり、2024年10月時点で519社が認定を受けている。

立島工業の担当者は「当社にとってのホワイト企業とは、努力がしっかりと形になる企業。利益の追求だけではなく、職人一人ひとりの人生を守り、安心・安全な建物を提供し続けていきたい」と語った。

同社は今後、3年後を目途に建設業をコンセプトしたカフェを開き、建物の作り方を学べる場所を作る方針。女性雇用も積極的に進め、従業員の家族や子育て世代の女性の労働や学びの場を提供していく。