立島工業がクラウドファンディングを開始
更新日:2025/7/4
金物工事を手がける立島工業(福島県伊達市)は、移動式ペットトリミングサービス「トリミングカー」の導入のため、クラウドファンディングを開始した。

対象地域は伊達市および東北エリアとその周辺地域。高齢化やサロン不足といった地域課題の解決を目的としており、共働きや高齢世帯など「サロンに連れて行きたいが行けない」との声に応えたいという想いから、建設業で安全第一の実績と信頼を基にした新たな地域活性化に取り組む。

同プロジェクトの目標金額は100万円であり、募集期間は8月18日の23時まで。支援金は、車両本体・設備費用(400万円)、リターン制作や手数料(40万円)、その他初期準備費用(60万円)の一部に充てる方針である。
持病や高齢を理由に通常のサロン利用が難しいペットも受け入れる予定であり、「家族の一員であるペットの暮らしも支えたい」という想いから、地域の声なきニーズに応えていく。また、ご自宅でのケア方法や個々にあった方法を一緒に考えた上で提案するなど、トリミングサービスはもちろんペットと飼い主様に寄り添ったサービスを提供していく。
将来的には、地域イベントとの連携や保護犬支援、若手育成、建設とケアを融合させた「ものづくり×ケア」の体験施設の構想もある。今後も立島工業は職人の力を活かし、地域に笑顔を届ける挑戦を続けていく。
関連ページ:https://readyfor.jp/projects/158599?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。