TS東京が塗料販売の体制を強化
更新日:2025/5/2
TS東京(東京都新宿区)は全国の建設業者に向け、差別化塗料の販売体制強化を進めている。2022年には、塗料販売のオンラインショップを開設。現在は、岩綿吸音天井用不燃材パウダー塗装「シーリングマジック」、水性アクリル樹脂塗料「無臭塗料 EP/EP-G」を販売している。今後は製品ラインナップの拡充を進めており、防かび塗料や指紋付着防止コーティングの販売をしていく予定である。

若生伊知郎社長は「従来、当社のみが扱っていた塗料だったが、全国の施設やビルなどで指定されたことから、販売してほしいという要望が増えた」と経緯を話す。施工方法などで不明点があった場合は、TS東京が30年培ったノウハウでアドバイスできることも特徴の1つである。オンラインショップの会員登録は無料で、工事相談や見積依頼などの全てがウェブ上で実施できる仕組みとなっている。


若生社長は、「差別化塗料を扱う仲間を全国に広げ、ビル管理者と環境配慮に貢献していきたい」と展望を語る。TS東京では、東京エリアにおける施工に加え、塗料販売からも「バリューアップパートナー」のミッション実現を進めている。今後の活動にも注目である。
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この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。