ヤシマ工業が「第42回住まいのリフォームコンクール」優秀賞
更新日:2025/11/7
ヤシマ工業(東京都中野区)が施工を担当した2つの物件が、「第42回住まいのリフォームコンクール」の優秀賞を受賞した。

同コンクールは、リフォーム・紛争処理支援センターが主催する、全国規模の住宅リフォーム事例の顕彰制度。今回の受賞は、施主・設計者・施工者が一体となって建物の価値を再生した取り組みが高く評価された。

審査委員会の総評では、「ヤシマ工業の施工事例は、構造体の健全性を見極め、居住者の生活を守りながら、より良い暮らしを実現する視点での改修を実現した点を特に評価した。建物の取り壊しが容易でない時代において、リフォームは建物の健康寿命を延ばす最も重要な建築行為である」と記載された。

担当者であるヤシマ工業の臼井徹氏は、「リフォームを通じて目指したのは、建物の中に『人が集まるひらかれた場所』を作ること。また、その場所から新しい関係や繋がりが生まれることだった。オーナー様が大切にされる、『住民の皆さんが豊かな暮らしを実現でき、また地域に貢献できる建物にしたい』という想いに共感し、それをカタチにすることで、建物にもう一度、街と人を繋ぐ力を取り戻せたらと考えている」と感謝の意を示した。
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この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

