平成建設が「建設業人材育成アカデミー」を開校へ
更新日:2026/4/22
平成建設(奈良県橿原市)は、今年5月から若手施工管理人材と未経験人材を育てるための「建設業人材育成アカデミー」を開校する。

同アカデミーは、建設業特化の実務・マインド面を担う部門やメタ思考、ロジカルシンキング、問題解決、データリテラシー、リーダーシップなど汎用的なビジネス基礎を担うアカデミーパートで構成。属人的な育成から再現性ある育成基盤に転換を図るため、現場に必要な具体性と基礎力の双方を育てられる環境を目指す。対象は、新卒〜10年目が中心の施工管理人材としており、年次や役割に応じて階層別に設計。新卒〜1年目は報連相・記録・思考整理の基礎、2〜3年目は論点整理・問題解決・説明力、4〜6年目は交渉・リスク判断・改善推進、7〜10年目はリーダーシップ・OJT・標準化などをテーマに実施する。

同社は、アカデミーを単なる自社の研修イベントではなく、現場で確実に一人前になるための育成インフラと位置づけており、奈良県下にある建設会社の学びの場としての確立を目指す。吉崎真仁社長は、「建設業の未来をつくるのは、設備や工法だけではなく『人』。若手が現場で育ち、辞めることなく力を発揮できる仕組みの整備が、会社の競争力になるという理念を基に創設する。人が育てば現場が変わる。現場が変われば会社が変わる。そしてその積み重ねが、地域にとって必要とされ続ける建設会社をつくると信じ、今後も全力を尽くしていく」と意気込みを述べた。
この記事を書いた人
クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。

