岐阜県垂井駅前にビジネス拠点 12月に開館へ
更新日:2025/4/25
岐阜県垂井町は、旧保育園の園舎を改修してサテライトオフィスやコワーキングスペースを備えた「コネクトベース垂井」を2024年12月にオープンする。町内外から人を集め、地域共創のビジネス拠点とするのが狙い。

新施設は、JR東海道本線の垂井駅から北に約5分歩いた旧・東保育園内。施設には、法人会員として24時間利用可能な「サテライトオフィス」、個人事業主や学生などが使えるコワーキングスペースを設置する方針。また、製品の試作・開発のためのクラフトスペースやイベントなどを開催できるセミナースペースも整備する予定である。


地域に開かれた施設として、誰でも活用できるコミュニティスペースには、キッチンやキッズスペースを配置し、子供に目が届く場所でデスクワークが可能なよう整備する。また、経営や創業に関する応対ができるよう垂井町商工会が移転し、町内でのビジネスを総合的に支援する体制を整える。
コンセプトは、「人が集い、繋がり、輝く地域共創ビジネス拠点」。多様な職種や世代が集まることで個性や才能を発揮し、ビジネスを成長させる場所として期待される。
コネクトベース垂井の公式Instagram=https://www.instagram.com/connect.base.tarui/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。