日本足場会が中・四国エリア向けの説明会を開催
更新日:2025/4/25

日本足場会(星山忠俊代表理事)は、8月24日に広島市内で中国・四国地方の足場事業者を対象に説明会を開いた。当日は13名が参加し、登壇者の説明に耳を傾けた。
冒頭の挨拶に立った星山代表は、足場会発足の経緯や理念を説明し、「共に手を取り合い、学び、成長・繁栄するのが当団体の重要なテーマに当たる。本日の説明会が、中四国地域のリーダーを輩出するきっかけになってほしいと強く望んでいる。足場業界の継続的な向上に向け、同じ業種に所属する仲間たちと共に全力を尽くして困難に立ち向かっていこう」と力を込めて呼び掛けた。

その後、理事を務める中村興業(兵庫県姫路市)の中村真二氏、武壱工業(山口県下関市)の伊藤武士氏が登壇し、各社の創業の経緯や理念、業務上の工夫や抱える課題などを講演。参加者は質疑応答などを通じて意見を交わし、今後の足場業界を活性化する具体案も提示され、会員同士は認識の共有を実現した。


終了後は懇親会が開かれ、日常業務をする上での課題や悩み、経験則などを話し合うことで会員同士の関係も強化し、次に繋がる交流を実施できたことを確認した。

この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。