岐阜県道路交通安全施設業協会が総会
更新日:2025/4/25
岐阜県道路交通安全施設業協会(江島権司会長)は5月22日、岐阜市内で2024年度の総会を開いた。来賓には、特別顧問の武藤容治氏の秘書や、今年度から顧問に就任した若井敦子氏、岐阜県県土整備部や岐阜県警察本部の関係者らを招いた。会員らは約40人が参加した。

冒頭、同協会の立ち上げに尽力し、昨年逝去した丸山輝城初代会長へ参加者一同で黙祷。江島会長が、「この協会が全く認知されていない時代から、今までの道程を切り開いて下さった最高の立役者だった」と功績を称えた。

そして、「これからも社会に貢献しながら、交通事故の減少に寄与できる団体として日々研鑽していこう」と挨拶し、自動ブレーキ装置や車線逸脱防止装置などについて、「正確に作動するよう、道路標識、道路標示を適切に整備、維持・管理していく必要がある」と呼び掛けた。
若井顧問は、「就任を機に、交通安全施設整備の重要性を発信し、より良い交通環境を実現させる」と力強くあいさつした。

同協会は、交通事故の起きない社会、安全・快適な道路交通の実現を目的に設立された。今年度も各種資格の取得推進、岐阜県との災害応援協定活動、道路維持管理プログラム「ぎふ・ロード・プレーヤー」活動などを予定している。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。