コプロスが「中国インフラDX表彰」を受賞
更新日:2025/4/25

コプロス (山口県下関市)が、2024年度「中国インフラDX表彰」の工事・業務部門で優秀賞を受賞した。同表彰は、中国地方の公共工事発注機関が発注した建設工事・業務において、インフラ分野のDXに関わる優れた取り組みを進めた企業・団体を称える制度。建設業者・団体を啓発することで、インフラDXの促進を目的にしている。


コプロスが手掛けた「2021年度・国道2号印内地区交差点改良工事」の工事では、山口県内初となる建設用3Dプリンターによる土木構造物の製作を行い、人手不足の解消や工程短縮、生産性向上を実現した。宮﨑隆司専務は、「油圧ショベル用2Dマシンガイダンスシステムの活用により、計測員の作業が不要となり、施工性・安全性の双方を向上できた。今後も各社との情報共有を活性化することで、DXによる業務効率化を引き続け心掛けたい」と喜びを述べた。コプロスは、今回の案件で約150人の学生・児童・園児を対象に、現場見学会を開催。次世代の担い手を確保するため、建設業のPRを継続的に実施している。
関連記事:特集・業界リーダーに迫る「若者が憧れるDX企業のコプロス。ケコム工法で更なる浸透を目指す」
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。