技術研修会を開催 静岡県新技術協会
更新日:2025/4/25

静岡県新技術協会は8月23日、静岡市内で技術研修会を開催した。同会は、CPDS・4ユニット、CPD・3.5谷の認定講習となっており、オンラインを合わせると500人以上が参加した。

冒頭、代表の近藤大智氏が「本日は、会場とオンラインでのハイブリッド開催となり、この熱気が静岡県内外で新たな技術の創出に繋がっていると確信している。『より良い新技術を静岡に』。この信念を基に、当協会は日々の活動に励んでいる。本日の発表内容が新たな気付きとなり、共に新たな未来を築き上げられるよう、全力を尽くしていこう」と呼び掛けた。

基調講演では、国道交通省・大臣官房参事官の森下博之氏が「i-Construction 2-0~建設現場のオートメーション化に向けて~」、長岡技術科学大学・技学研究院環境社会基盤系教授の大塚悟氏が「令和6年能登半島地震について」をテーマに基調講演を実施し、1月に発生した能登半島地震に関する最新事情や、最前線のDX化などの事例について紹介した。
また、静岡県新技術協会からは、波場貴士氏と古牧雄二氏、井上幸一氏が登壇し、劣化した建設設備を再延命する技術や、光の力を使ってサビ・塗膜を除去する技術などの詳細を紹介した。
静岡県新技術協会では、今後もインフラと日本国土の保全、人材の確保と教育、技能継承などの問題解決にハードとソフトの両面から取り組んでいく。
アースシフトのホームページ:https://www.earth-shift.co.jp/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。