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日本足場会、例会と忘年会を開催

更新日:2025/4/26

日本足場会(星山忠俊代表理事)は、2024年12月20日に東京都内で12月の例会と忘年会を開催した。当日は会員約50人が参加し、業界の現状と未来について議論を深めた。

冒頭、挨拶に立った星山代表(Saaave)は「日本足場会の設立から2年が経過した。引き続き、足場業界の『横のつながり』に加え、技術を学びや議論する機会として活かしてほしい。足場業界の技術力向上において、新たな成長の場となるよう努力するので協力してほしい」と述べ、会の意義を強調した。

例会では、「足場業界の未来を考える」をテーマにパネルディスカッションが行われ、同会の星山氏、中村英俊氏(中村建設)、小川功氏(オーテクニック)が登壇。安全基準向上の重要性や持続可能な業界の構築に向けた課題を討論した。教育段階からの若手入職者確保に向けた取り組みや、現場における安全基準の厳守が重要であるとの認識などを共有した。

星山氏は「足場業界は命がかかる仕事。業界全体で安全基準を守り、次世代の足場業界を築く先導役となりたい」との意欲を示した。

終了後には懇親会も開かれ、参加者が各社の悩みや課題を話し合い、業界の発展に向けた活発な意見交換が行われた。

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