御前崎市建設業組合 第19回総会開く
更新日:2025/4/28

静岡県御前崎市内の建設事業者で構成する御前崎市建設業組合(大澤孝久組合長)は、5月15日に同市内で第19回の総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、大澤組合長が2026年3月31日までの続投が決まった。

大澤組合長は、「年明けすぐに能登半島地震が発生したが、この地域はいつ巨大地震が起きてもおかしくない」と話した。その上で、「災害時に頼りになる存在の『地元建設業者』として備えを進めよう」と呼び掛け、「御前崎市と組合との協働関係も強化していく」と挨拶した。

来賓として招かれた鴨川朗副市長は、「工夫をしながら公共事業量を確保していきたい」と話し、「災害時にはいち早く対応し、地域貢献活動なども行ってくださり感謝している」と市長に代わり謝辞を述べた。

同組合は24年度、市や静岡県出先機関との連携強化、幼保園・小中学校での奉仕活動などを計画している。
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クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。