日本オーチス・エレベータ社長にヨング氏が就任
更新日:2025/4/28

日本オーチス・エレベータ(東京都中央区)の新たな代表取締役に、パトリック・ヨング氏が就任した。日本オーチスは、エレベーターとエスカレーターの新設・据付・保守・改修を一貫して行う、オーチス・ワールドワイド・コーポレーション(NYSE)の日本法人。ヨング氏は今後、日本オーチスの全事業を統括し、「安全」「倫理」「品質」というオーチスのコアバリューを重視し経営する。

ヨング氏は、カナダのマギル大学で電気工学の学位を取得し、2006年にオーチス・カナダでキャリアをスタート。保守スーパーバイザーからジェネラルマネージャー、リージョナル・ジェネラルマネージャーを歴任し、オーチス・カナダのバイスプレジデント兼マネージングディレクターを務めた。在任中は、トロントの「エグリントン、ライトレール交通システム」やモントリオールの「モントリオール交通公社」の大型プロジェクトを受注し、尽力した経歴を持つ。
就任に当たりヨング氏は「日本市場での更なる成功を目指し、社員一丸となって最善を尽くしていきたい」とコメントした。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。