フォトラクションが「Photoruction Site」をリリース
更新日:2025/5/2
フォトラクション(東京都品川区)は、リソース管理クラウド「Photoruction Site(フォトラクションサイト)」をリリースした。施工フェーズに取り掛かる前に必要な労務安全書類や施工計画書といった書類作成や管理、協力会社との調整の手間を大きく削減するクラウドサービス。

今回のリリースに合わせ、これまで提供してきたクラウドサービス「Photoruction」の正式名称を、「Photoruction Build(フォトラクションビルド)」に変更。今後はフォトラクションビルドと同サイトを合わせて、建設生産支援クラウドPhotoructionとして提供していく。
フォトラクションサイトは、電子化した書類を直接確認する書類ビューと、データ入力フォームを同時に確認する独自機能の「DLD」と呼ばれるシステムを備えている。協力会社は、アカウント登録や契約が不要。共同の書類作成はURLのみでやり取りができる。施工体系図や労務安全書類(グリーンファイル)も短時間で容易に作成・管理することが可能。

今後は、日本建設業連合会が提供するフォーマットを基に、70の工種への対応も順次進めていく方針である。
「Photoruction Site(フォトラクションサイト)」のプレスリリース
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。