玄忠が歌舞伎町に事務所を開設
更新日:2025/5/2
交通誘導や施設警備などの事業を展開する玄忠(東京都新宿区)は、10月18日に新宿区歌舞伎町内で事務所開設のイベントを開催した。

玄忠は、足場施工を手掛けるSaaave(埼玉県所沢市)の星山社長が代表取締役を務める、公益社団法人である日本駆け込み寺(東京都新宿区)と連携することで、設立した警備会社。老若男女問わず、困窮のスパイラルからの脱却、その根本的な解決を目指した相談とケアを手掛けている。また、大都会で困窮する全ての人を救いたいとの思いから、持続可能な支援サイクルの構築を目的に事業化した。


星山氏は「これまでSaaaveでは元受刑者にフォーカスしていたが、建設業だけでなく他業種にも幅を広げることで、可能性を広げていきたいと考えている。一度過ちを犯しても、本気の反省と行動を継続すれば、やり直しができる環境を作りたかった。これまでの負のスパイラルから脱却できるよう、健全な組織運営を心掛けていく」と意気込みを述べた。更に「現代社会において発生し得る様々なリスクからお客さまを守り、安心して暮らせる環境を提供することが我々の使命。地域社会と連携しながら、高い技術力と豊富な経験を活かし、常に最善の警備サービスを提供できるよう努めていく」と力を込めた。

特集・建魂一適「日本足場会」
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。