石井 勝さん(株式会社玄美堂・代表取締役)
更新日:2025/3/24
若い頃から縄梯子でネオンのメンテナンスやシート貼りなどの施行を実施していたが、「もっと効率良く、自由に動ける方法はないか」と探求。10年ほど前から看板施工技術として、安全かつ迅速な作業ができるロープアクセス「無足場工法」を取り入れた。


その後、国際ライセンスであるIRATAを取得。足場で設置できない箇所でも自在に対応できる状況に、「この上ない喜びを得ながら業務に取り掛かれている」と目を輝かせる。特に圧巻なのは、「地上では見られない景色を背に作業できること」と別格な感動を表現。「仲間と情報共有しロープアクセスの技術と可能性を追求できる点が醍醐味」と熱く語る姿からは、会社を1つのチームとして牽引し、未来のビジョンを明確化したことで、社員の能力を引き上げてきた実績が伺える。




株式会社玄美堂のホームページ:https://sing-genbidou.com/
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。