こうち建設フェスタ2024開く 高知県建設業協会
更新日:2025/5/2
高知県建設業協会(國藤浩史会長)は11月24日、高知市内で「こうち建設フェスタ2024」を開いた。同イベントは、建設業の魅力発信や担い手の確保を目的に、同協会が毎年開催している。

冒頭挨拶に立った國藤会長は、「毎年、小さいお子さまにも喜んで頂ける内容を盛り込んでおり、今年もファミリー層に加え、高校生など若い世代にも参加頂けるよう、工夫を凝らした内容となっている。各世代の方が、楽しみながら建設業への理解を深めると同時に、防災意識の向上に繋げてほしい」と力を込めた。


当日は、高所作業車の試乗体験やミニパワーショベルでのボールすくいに加え、今年初めて建設現場を疑似体験できるVRブースを出展。建設会社の新人教育にも活用される本格的な内容で、来場者を魅了した。また昨年に引き続き、開催した高校生クイズ大会「THE建Q」も注目を集めた他、キッチンカーの出店やお笑いタレント・きしたかのによるステージイベントも実施され、会場は賑わいを見せた。

イベントを主催した同協会事務局長の川上勲夫氏は、「今後、建設業従事者は減少の一途を辿っていくことが予想されている。イベントを通して、社会インフラを自分たちが造っている喜びや楽しさなど、業界の魅力を感じる機会として活かしてほしい」と思いを述べた。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 川村 智子
新卒で入社した建設コンサルタントで、農地における経済効果の算定やBCP策定などに従事。
建設業の動向や他社の取り組みなどに興味を持ち、建通新聞社では都庁と23区を担当する。
在籍時は、各行政の特徴や課題に関する情報発信に携わる。2024年よりクラフトバンクに参画。
記者として企画立案や取材執筆などを手掛けている。