青谷建設が点検用ドローンを導入
更新日:2025/5/2

青谷建設(鳥取市)は、DRONE SPORTS(大阪府箕面市)の点検用ドローン「Rangleシリーズ」を導入した。今回の導入により、新規事業の立ち上げの効率化、実運用における品質の安定、自社サービスの内製化などの早期実現を目指す。

今回、導入したDRONE SPORTSの「Rangleシリーズ」は、サブスクリプションという形で提供しており、1機体だけでなく現場の状況に応じて3機種のドローン(Rangle5・Rangle mini・Rangle micro)を選定できるプランとなっている。各種のインフラ点検でドローンの活用を推進してきた青谷建設にとって、コストを抑えながら最適なドローンを各現場で適用できることや、ドローンの運用から内製化までをワンストップでサポートできる体制が完備している点が導入の決め手となったようだ。

両社は、今後もドローン事業の内製化に向けたコンサルティングを進め、10月の橋梁点検テストを実施した後、冬に向けて常用できる組織を作り上げる方針。革新的なドローン技術の活用を通じて、より効率的で安全な建設現場の実現に向けた取り組みを加速させていく。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。