丸明建設が現場の安全を誓う
更新日:2025/5/2
丸明建設(静岡県袋井市)は10月23日、さわやかアリーナ袋井市総合体育館で第43回の安全大会を開いた。同社社員と安全衛生協議会の会員ら約150人が集い安全への思いを新たにした。

井谷晋之輔社長は、日々の安全衛生活動に謝意を示した上で、「激甚化する自然災害や発生が想定されている南海トラフ地震への備えが必要で、世の中のDX化が進んでも現場で作業に当たる皆さんの技術は必要不可欠だ。今日を機に改めて安全への意識を高めてほしい」と挨拶した。

協議会の梅原義隆社長(静岡西部建設・代表取締役)は、「建設事業を通じて、安全で快適な生活環境を提供するプロ集団であることを忘れないでほしい」と呼び掛けた。
続く安全表彰では協力事業者2者などに表彰状を手渡し、年間安全スローガンを発表・表彰した。特別講演では、天気予報士の岡田沙也加さんが「天気予報の現場から伝えたいこと」と題して登壇。約1時間に渡って温暖化の影響で増加する災害と、豪雨災害からの身の守り方について説明した。

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クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。