深村 涼介さん(日新インダストリー株式会社 製品開発技術部)
更新日:2025/5/2
深村 涼介さん(日新インダストリー株式会社 製品開発技術部)
会社ホームページ:https://www.nissin-industry.jp/
新卒では自動車の機器販売メーカーに入社し、現場・施工管理やセールスの同行支援などの業務に携わっていた。しかし、会社が年功序列という強固なシステムを構築していた現実に加え、日を追うごとに「自分の手で何かを作りたい」という衝動が大きくなり、2022年11月に「日新インダストリー」に入社した。

社長である川西紀哉氏の第2の頭脳になるべく、現在は塗料開発や営業サポート、組織運営のノウハウ習得などに奮闘。「溶融亜鉛めっき」という、塗料でも特殊な領域に特化しているため、顧客の特性や需要、製品の特長などの把握に多くの時間を使い、特に「どの製品にどの化学物質が使用されているかなど、全ての知識を蓄積し、次の展開に繋げるロジックの構築に苦戦している」と現状を話す。これまで全てを1人で担ってきた社長に敬意を表しつつ、胸の内には「早く一人前になり、この1~2年で自らの考えで製品を作れる段階まで、自分のレベルを上げたい」という熱い思いも秘めている。

「当面は、既存製品の情報から改善点を見出し、マーケットの需要に合った新たな選択肢を生み出すことに全力を尽くす。当社の長所はオーダーに強く、少量からでもお客さまが求めた製品をお届けできること。今後もSNSなど様々な手法を駆使し、一日でも早く『日新インダストリー』というブランドが業界内で確立するよう挑戦を続けたい」。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 編集長 佐藤 和彦
大学在学時よりフリーライターとして活動し、経済誌や建設・不動産の専門新聞社などに勤務。ゼネコンや一級建築士事務所、商社、建設ベンチャー、スタートアップ、不動産テックなど、累計1700社以上の取材経験を持つ。
2022年よりクラフトバンクに参画し、クラフトバンク総研の編集長に就任。企画立案や取材執筆、編集などを担当。現在は全国の建設会社の取材記事を担当。