東海地区型枠組合が全員会開く
更新日:2025/5/2
東海地区型枠工事協同組合(渡會武則理事長)は10月23日、名古屋市内で全員会を開いた。同会は、特定技能外国人の受け入れ制度について、知識を深めるために開催されているもの。

冒頭の挨拶で渡會理事長は、「全国的に私たちの地区の工事単価は低い状況に陥っている。これ以上の値崩れを起こさないよう、組合員同士が一致団結し、型枠工事業の発展に努めていこう」と呼び掛けた。

講師は日本型枠工事業協会の鹿野直哉氏が務め、同制度の建設分野における概要や受け入れ事例や、2027年に導入される育成就労資格についての詳細を紹介した。
続いて、同組合が育成や出場をサポートしている、ものつくり大学の学生2名が、9月にフランス・リヨンで開かれた第47回技能五輪国際大会「建設コンクリート施工」部門で7位に入賞したことを報告。今後も組合を挙げて建設業界を盛り上げていくことを確認し、会を締め括った。
この記事を書いた人

クラフトバンク総研 記者 信夫 惇
建通新聞社に10年間勤務。東京支局・浜松支局・岐阜支局にて、県庁などの各自治体や、建設関連団体、地場ゼネコン、専門工事会社などを担当し、数多くのインタビューや工事に関する取材に携わる。
2024年にクラフトバンクに参画。特集の企画立案や編集、執筆などを手掛けている。